岩倉実相院に行ってきた。
家の掃除をしたりして出発したので、閉山まであと1時間ちょっと、という時間帯に着く。もみじの盛りは、今月中旬とのことなので、まだ人もまばら。 以前から興味のあった、「床みどり」に「床もみじ」、まだ葉が緑なので、「床みどり」だったが、たしかに…。黒光りする床に照る、庭のもみじ…。北向きの掃き出し窓(っていうのかなぁ、こういう建物でも ?)で、わりとすぐ西向きの開口部があるので、そちらからあまり陽の入らない、午前中がきれいなのかも…。いずれにしても建物内は、撮影禁止なので、ハガキの画像↓ 今月末頃は、こんな感じのはず。 しかし実相院、HPでも訴えているように、重要文化財指定でないために自腹で修復工事費を捻出しなければならないらしく、いや、本当に「修復は急務!」なのだということがひしひしと感じられた(移築後280年)。 方々に、こんな風につっかい棒がしてあり、雨漏り防止のためか、(見栄え不問…)プラスチックのトタンで応急処置してある箇所も…。土壁と障子の間にはスキマがあって外が見えるし、 雨樋もちゃんと庇に付いているところから、視線を右にずらすと、庇から大きく外れていて、針金でくるくるっと、(かろうじて)とまっている(雨樋としての機能は、大丈夫なのか?)。 いや、こんな京都のお寺、初めて見た…。修復は急務です、ほんとに。 展示は、龍馬にかけて、幕末のあの時期の「実相院日記」が何部か紹介されていた。内容は、のんきな公家日記ではなく、年月日詳細に、誰が誰と会って、なんの協議をしたとか、(もちろん)倒幕グループの動きが克明に記されている。討幕派の情報は、こんな僻地に集積されていたのか、ととても驚く。
by nonono12181969
| 2010-11-08 01:55
| famille
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